武道の歴史
武器の黎明期
いわゆる「狩猟用具」ではなく、対人戦闘用の「武器」が生まれたのは新石器時代に入ってか
らだと言われている。
人類が動物を狩っていた時代、人類の個体数も少なく、また、採った獲物を保存することも
難しい難しいため、いわゆる「富の集中」がなかったためである。(こういう社会形態を「原始共
産制社会」と言うらしい。)
人類は「農業」の発明により、食料を大量に生産し、また、その備蓄も可能になった。これ
が、人類の個体数の増加はこのことから始まる。
また、「農業」はかなりの経験を必要とするため、リーダーも必要となり、結果、「富の集中」も
生むことになる。そしてまた、他人の食料を武力によって奪う者もあらわれ、逆に食料を守る者
達も現れた。こうして、「武器」と、「武器を使用する者」が生まれることとなる。
もちろん、「狩猟用具」と「武器」に形態の差があるわけでははく、あくまでも使用法の違いで
ある。