12 5月

武道の由来

「武道」という言葉は江戸時代には武士道のことを指したが、江戸時代後期頃から武術のことも指すようになった。

明治時代に、武術は廃れ、武術興行などを行いなんとか命脈を保つ状態となった。このような中、嘉納治五郎は柔術を独自に理論化・合理化した講道館柔道を開き乱取り稽古を盛んに行い大いに栄えた。これを参考に日清戦争直後の明治末から大正にかけて、これまでの技術が主となる内容ではなく教育的効用や精神修養を重んじる風潮となり(剣道家の高野佐三郎の歌にも「剣道は神の教えの道なれば やまと心をみがくこの技」とある)日本の伝統的な戦闘技法である武術を精神修養としての道とし、学校教育に採用した。

その背景について、福島大学教授の中村民雄や筑波大学名誉教授の渡辺一郎らの研究によると、武術興行などを行い堕落した(とみなされた)武術と区別するために、教育的に有用である真剣な修行という意味で「武道」という名称を用いたのであるという。
この時に武道と呼ばれた内容は、現代武道、伝統武術の区別はなかったが、伝統武術のみを指す場合は「古武道」・「古流」などと呼ばれる事が多い。近年は「古武術」と呼ぶ場合もある。

Comments are closed.

Looking for something?

Use the form below to search the site:

Can't find what you want? Just let us know so we can help you!

Archives

All Archived Entries....